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Ｑ ： 膣内に射精してしまいました

避妊　失敗　妊娠
モーニングアフターピル　緊急避妊薬

Ｑ ： 膣内に射精してしまいました

　避妊をまったくしていなかったり、安全日・危険日だけにたよったり、最初はコンドームをつけるつもりだったのに実際には付けずに射精してしまったり、理由はいろいろあることと思います。実際に1回だけのセックスでどのくらいの率の女性が妊娠するかはとても多くの条件が関係しているため、「何％」というふうに数字でいうことはできません。生理周期、膣内に入った精液の量、単位体積あたりの精子の数、精子の元気の良さ、あなたのからだの状態などによって大きく変わってくるのです。
　コンドームを着けて「避妊した」つもりでも、性交中に破れたり外れてしまったり、最初の挿入の時から着けていなかった時には、実際には膣内に精液が入ってしまっていることも少なくありません。男性が「射精した」と思うよりも前に少量の精液がペニスから出ていることもあります。コンドームなしで挿入して射精時にペニスを膣外に出す、いわゆる「外だし」は避妊に関してはとても不確実な方法で、初体験時の方法としては全くおすすめできません。
　さて、実際に妊娠を望んでいないのに膣内に射精してしまった時にはどうしたらよいでしょう？
まず、よーく考えてみてください。あなたは「妊娠を望んでいない」、とはいっても条件さえ整えば子供を生んでもいい、と考えられるならば「そのままにする」というのも一つの選択です。実際、妊娠してから結婚する人が３０％以上にのぼる現在、考えてみる価値のあることです。ただし、「もし妊娠していたら中絶するからそのままにする」というのは絶対にやめてください。
　妊娠して出産することが「絶対にあり得ない！」というのであれば、緊急避難として性交後に経口避妊薬（ピル）を服用する方法があります。ただし、これはかなりからだに負担（副作用）がある場合があり、婦人科クリニックでも処方するところとしないところがあります。また、その料金もまちまちです。あくまでも「最後の手段」と考えて、必要と判断したら検索エンジンで「モーニングアフターピル」あるいは「緊急避妊」を検索ワードとして必要な情報を得てください。

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モーニングアフターピルの効果は完全ではありません。
できれば24時間以内に処方してもらってください。効果があるのは性交後おおむね 72時間（３日）以内です。

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